Tiger Crisis vol.3 Smartphone case For Iphone
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Description
トラは近い将来、一匹もいなくなる、らしい。
人間のせいで。
たまには、そんな危機的状況を思い浮かべるのも大切なことだと思います。
トラは20世紀の初頭、世界に10万頭が生息していたといわれていますが、現在の推定個体数は3,000頭あまりにすぎません。
減少の原因は狩猟や密猟。とりわけ、漢方薬のような伝統的な薬の原料とされる骨は、高値で取引されるため、これを狙った密猟や違法取引が今も続いています。
さらに近年は、開発によるすみかの森の消失や、それに伴う、獲物となる草食動物の減少が、ますます深刻になっています。
東南アジアで森林を破壊し、造成される農地やプランテーション(植林)では、紙パルプの原料やパーム油、天然ゴムなどが作られていますが、こうした産品は日本にも輸入され、消費されています。
トラを守るためには、まず草食動物が豊富な生息域の自然環境を保全しなくてはなりません。
そのためには、紙や木材、パーム油などの生産を改善し、生産効率を上げ、開発の拡大を抑えていく必要があります。そして、日本のようなさまざまな産品の輸入・消費国も、そうした自然に配慮した「持続可能」な生産と製品を求め、声を上げていくことが重要です。
また、密猟や密輸を防ぐ対策としては、保護区の増設やパトロール活動と同時に、海外との窓口になっている税関や、金融機関の人材を育成し、違法行為を取り締まっていく取り組みが有効です。
国境を越えたこれらの活動の成果により、ロシアやインドなど、一部の国や地域では現在、トラの数が回復し始めました。インドネシアやマレーシア、ミャンマーなど、今もトラが深刻な危機にさらされている地域でも、こうした取り組みを拡げ、支援していく必要があります。
Product detail
Maker | Original |
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Material | Synthetic leather, etc. |
Size |
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